ピアノの調律について
ピアノは大切に使えば親子2代でも充分使用可能です。
しかし、自然の素材を多用するピアノには必ず調律が必要です。
音響版など自然素材はまるで生き物のように呼吸し、伸びたり縮んだりし、音に大変な影響を及ぼします。
特に、北陸等の湿気の多い地域のピアノは要注意です。
自然素材が湿度をたくさん含むと、もう一つの素材である金属に錆をもたらします。
錆は放っておくと腐食酸化が進み、やがて断弦等の不良がおこります。
また、アクションと呼ばれる発音の機構が、スティックと呼ばれる状態となり、動きが著しく悪くなる、もしくは動かない状態となり、使用が極めて不可能に近い状態となります。
定期的な調律で、正しい音程と正しい調整のピアノを弾きましょう。